ガーデニングモールド(コンクリート型枠)で石畳を作り、レンガ色に塗ってみた。

ガーデニングモールド(コンクリート型枠)で石畳を作り、レンガ色に塗ってみた。 田舎暮らし

さて、晴れてウッドデッキ撤去が完了した。

ここにテラスを作りたい。まずは地面作りだ。こんなものを買ってみた。

ここにモルタルを流し込むと、石畳が作れるシロモノだ。

レンガを敷くよりはるかに手間はかかるが、安いし、多少こだわった感もあってイイ。

初めて自分だけでモルタルを練ってみたが、割とうまくできた。DIY系のYouTuber「IzuU」さんのチャンネルにコラボさせてもらった時に、混ぜ方や使い方を教わったおかげだろう。

流し込んではスポっと取り外し、また隣に型を置いてモルタルを詰める。ひたすらこの作業を繰り返していく。

この道具及び、この作業を我が家では「スポスポ」と呼ぶことにした。「明日は晴れるからスポスポできるね」といった具合に。

 スポスポは、とにかく手間のかかる作業だ。モルタルを大量に練らなければいけないし、左官用の鏝(こて)を使って型に詰めていくのも地味に疲れる。

ちゃんと平らにしたい!と、水平器を使って平らにしたのは最初だけ。少しくらい斜めでも良いでしょ、あとからごまかせるでしょ。っていうか、誰も気づかないでしょ。言い訳しながら、どんどん適当になっていく。

何事も、最終的にはいつもこうなるものだ。

並行して色も塗っていく。なるべくレンガに近い色に。

 たまに登場してくれるモルタル練り屋さん(夫)の手を借りつつ、何日もかけてスポスポを進める。こりゃあ腰痛が避けられない。

そうだな、あと3日か4日あればこのスペースは完成するだろう。

しかし悲しい事に、それをやりきってしまわないのが…私なのである。

そうこうしているうちに梅雨入りし、さらにはスポスポを終わらせたモルタルの隙間から雑草が生えてきていた。時すでに遅し…。

ほんとうに、雑草たちのたくましさといったら。すぐに席を確保しないと、あっという間に押しのけられてしまう朝の東横線を彷彿とさせる。やつらは、あいていると見りゃあここぞとばかりに押し合いへし合い、尻をねじこんでくるのだ。

しかしそんな生活から脱出した今だからこそ、豊かな自然とのおしくらまんじゅうが出来ているのだから文句も言えまい。

次回は、ぜひともテラスの完成報告をしたいところだ。

このお話は、『30歳からの田舎暮らし~伊豆に移住しました~: 四季報ちゅんぶん2023夏号』に収録されています。

著:ちゅんころもち
¥100 (2023/10/02 16:16時点 | Amazon調べ)
\最新刊の『四季報ちゅんぶん2023秋号』もチェック!/
著:ちゅんころもち
¥100 (2024/04/26 00:55時点 | Amazon調べ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました