神奈川県横浜市から静岡県伊豆市へ移住した僕たち夫婦が感じた
伊豆の「いいところ」と「わるいところ」をまとめてみました
結論から言うと、『伊豆は最高!!!』です
でも、これから伊豆に移住を考えてる人にとっては
- 地元の人たちって優しいの?
- 物価はどんな感じ?
- 何か困ったことはない?
など、色々知りたいですよね
僕たち夫婦も移住する前に色々知りたかったです
でも、なかなか移住者の生の声って聞けないですよね?
なので伊豆に移住した先輩として(偉そうでスミマセン)感想を書いていきます
「空気がキレイ」とか「食べ物が美味しい」とか、どこの田舎に移住しても抱きそうな感想は省かせていただきます
あくまで、『伊豆』ならではの「意外だった!」という感想を中心にお伝えしていこうと思います!
簡単なプロフィール(※興味ない方はスキップしてください)

30際の時に「自由」と「自然」を求めて田舎移住をした『ヤリョ』と『ちゅんころもち』です
毎年、夏に来ていた『伊豆』を移住先に選びました
伊豆市内の別荘地に住んでいます
四国や九州にも興味あったけど、いきなり全く知らない土地に行くのも勇気がいるので、少し近場にしました
結果的に家族や友達もたまに呼べるのでよかったなと思っています
僕は一度、伊豆で就職しましたが、思ったより忙しくて
「理想の田舎暮らしと違う」と感じ、現在は田舎移住の専門サイトであるこの「イナカデミー」を運営しながら、フリーランスで生計を立てています
妻も同じくフリーランスをしながら、YouTubeやSNSで伊豆の田舎暮らしの様子を発信しています
伊豆に住んでよかったこと
みんなメチャメチャ優しい
「市役所の人」「不動産屋さんの人」「近所の人」「職場の人」
みんないい人で、本当に助けられています!
方言もそこまできつくなく、会話もスムーズにできます
たまにわからない単語が出てきたら「え?どういう意味っすか?」って聞けば優しく教えてくれます
無人販売の野菜が驚異的な安さ
なんと!野菜が一つ『10円』で売ってたりします
安すぎて、逆に怖いくらいです
形が悪かったりすることは多いけど、味は美味しいですよ!
鹿肉がうますぎる
「ジビエは癖があるんだろうなー・・・」と少し警戒していましたが、
食べてみると本当にうまいです!!
妻も大好きで、週一回は必ず我が家の食卓で出ますね
人によるかもしれないけど、思ってるより食べやすいと思います
図書館が最高!
図書館好きの僕にとっては最高です
とくに修善寺図書館は、本が充実しているのはもちろんですが、川沿いにあって雰囲気も最高!
しかも、カードもかわいいんです

家系ラーメンが食べられる
横浜から伊豆に来るとき、
「大好きな横浜家系ラーメンがもう、食べられないのか・・・」
と落ち込みましたが、伊豆でも家系ラーメンのお店がけっこうありました!
家系ラーメンだけでなく、本格的なカレー屋やオシャレなカフェも多いです
有名なチェーン店も一通りあるので、食で困ることはないですね!
登山やハイキングコースがメッチャある
天城山で本格的な登山ができるのも嬉しいですが、
スニーカーでも気軽に楽しめるハイキングコースもそこら中にあります
おすすめは「一碧湖一周コース」です!
そこら中に温泉がある
どこの町にも温泉があって、足湯があります
そもそも家に温泉が出る家もあるし、出なくても『温泉スタンド』で温泉を買うことができますよ
(※ガソリンスタンドみたいな感じで温泉を買えるスタンドです)
悪かったところも紹介
職場環境がよくない
給料は安いし、経営体質が古いです
表面的には業務効率化のために最新のiPadをなんかを取り入れたりしてますが、根本的な体制が古いんですよね
絵にかいたような「年功序列」といった感じです
僕はゴルフ場で働いていましたが、堪え切れず一年で退職してしまいました
今は在宅ワークでノビノビ働けているので、結果的には辞めてよかったです
雪が積もる
完全に僕たちのリサーチ不足でしたが、伊豆ってけっこう雪がふるんですよね(伊豆は、暖かいイメージだった)
とくに僕たち夫婦の住む別荘地は、山間部にあるので雪が積もります
ノーマルタイヤのままだったから、スタッドレスを買うか迷ったけど
そこまで長い期間積もってるわけでもないから、去年の冬は20,000円するゴムのチェーンを購入しました
買ったはいいけど、その年は冬は降らず「降らないんかいっ!」ってなりました
雪がふる冬と、ふらない冬があるようです
それからずっとゴムのチェーンは、納屋に放置しています
一回くらい使ってみたい気はしますね
釣り場が意外と少ない
「伊豆半島って全部海岸線じゃん!」と思うかもしれないですが、意外と釣り場がないんです
駐車場がなかったり、あっても有料(500円~1,000円くらい)だったり
あと、今は感染対策で封鎖されていたり
解放されてる限られた釣り場は人でギュウギュウになってたりしますね
もう少し、釣り場を増やしてほしいですね
川遊びができない
伊豆は本当に川がきれいなんですが、降りられる場所が全然ないんですよ
生い茂った草が邪魔をして、透き通った清流に触れることができない
本当にもったいないですよね
スーパーがまぁまぁ高い
牛乳やお米のような日用品だけ見ると、横浜にいた頃の方が安かった印象ですね
スーパーが少なくて価格競争が起きないから、しょうがないですね!
移住するなら、近くのスーパーの値段を見ておいた方がいいですよ!
ビックリするくらい高いスーパーもありますから
伊豆移住で失敗しないために|リアルな準備リスト&チェックポイント
ここまで読んで「伊豆、めっちゃ良さそう!」って思ってくれた方もいると思います。
でも、実際に住むとなると
“勢いだけで引っ越すと、後悔する”こともあります。
そこで、僕たち夫婦が実際に3年間住んでみて
「これ、最初に知っておけばよかった…!」と思ったポイントを、チェックリスト形式でまとめました。
移住前に考えておきたい5つのリアル
チェック項目 | なぜ大事? | 備える方法 |
---|---|---|
仕事どうする? | 伊豆で就職は正直キツい | 在宅ワークやフルリモートを検討(詳しくはこちら) |
車の有無 | 車がないと買い物すら困る地域も多い | 中古軽自動車でもOK/維持費の確認も |
冬の寒さと雪 | 「伊豆=温暖」ではない!山間部は積雪あり | スタッドレスタイヤ or チェーン必須 |
人付き合い | 町内会やご近所トラブルがストレスになることも | 別荘地に住むという選択肢 もあり |
スーパーの物価 | 安いと思いきや意外と高い店もある | 移住前に「スーパー見学ツアー」すべし |
僕たちが準備してよかったことランキング
1位:在宅ワーク環境の確保(PC・ネット・収入源)
2位:移住前に何度も短期滞在してみたこと
3位:移住後すぐに仲良くなれる“地元のお店”を探したこと
この辺を押さえておくだけで、ストレスがグッと減ります。
迷っているなら、まずは「プチ移住」もおすすめ
「いきなり移住はちょっと…」という人は、
1週間〜1ヶ月の短期滞在(お試し移住)から始めるのもありです!
短期滞在中に、スーパー・病院・図書館・ネット環境をチェックしてみてください。
リアルな暮らしがイメージできますよ。
もっと詳しく知りたい方へ
僕たちも、たくさん失敗して学んできました。
だからこそ「これから移住する人には、うまくやってほしい」と思っています。
このセクションを読んで「伊豆移住、具体的に検討したくなってきた…!」と思ってもらえたらうれしいです。
伊豆移住で失敗しないために|リアルな準備リスト&チェックポイント
ここまで読んで「伊豆、いいかも!」と思った方。
ただし、住んでみて初めて気づくギャップもあるのが現実です。
僕たち夫婦も、最初にこれを知っていれば…と思うことが色々あったので、
これから移住する方に向けて、リアルな準備リストをまとめておきます。
移住前に確認しておくべきことリスト
チェック項目 | なぜ大事? | 備える方法 |
---|---|---|
仕事の確保 | 伊豆での就職は厳しい現実も | フルリモート勤務や在宅ワークを視野に(参考) |
車の必要性 | 公共交通機関だけでは正直きつい | 軽自動車でもいいので持っておくと安心 |
冬の寒さ・雪 | 「伊豆=暖かい」は場所による | 山間部は積雪あり。チェーンやスタッドレス要 |
ご近所付き合い | 地域によっては濃い場合も | 別荘地に住んだ話 も参考に |
食品価格 | スーパーによっては都会より高いことも | 移住前に周辺のスーパーを見て回るのがおすすめ |
実際にやってよかった準備
この3つは、やってて本当によかったと感じています。
「いきなり移住は不安…」という人は
短期の“お試し移住”から始めるのもおすすめです。
1週間〜1ヶ月くらい、Airbnbや貸別荘に滞在してみると、リアルな生活感がつかめます。
・平日の買い物はどう?
・ネット環境は問題ない?
・病院や図書館の距離は?
こういった部分をチェックするだけでも、移住後のミスマッチをかなり防げます。
関連記事でもっと詳しく知りたい方へ
どの記事も、実際に経験したことだけを書いています。
「こんな選択肢もあるんだな」と思ってもらえたらうれしいです。
【まとめ】悪いところもあるけどトータルで考えると伊豆は最高
これから移住したい方に、『伊豆』は心からおすすめできる移住先です!
ただ、僕たちがうまく移住できたのは、『別荘地+在宅ワーク』という組み合わせだからというのも大きいです
別荘地→人付き合いが楽で、自治会がない
在宅ワーク→ストレスフリーで、自由な時間が多い
この辺もあわせて検討してみてください!
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