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【釣りビギナー必見!!】堤防でよく釣れるけど、実は触ると危険な5種類の魚

その他

基本的に海の魚はヒレが尖っていて、刺さると痛いです。

たとえば私たちがよく釣っているサバやアジでも、魚がピチピチと暴れてヒレが刺さり「イテッ!」なんて事もあるのです。

そういった前提ではありますが、今回は「触ると特にキケンな魚」についてお話しします。

すべて私たちが伊豆半島の堤防で釣ったことのある魚です!

レッツセーフティフィッシング~(*´▽`*)

触ると危険な5種類の魚

釣り初心者の方はよく覚えてほしいですヾ(。>﹏<。)ノ゙

カサゴ

WEB魚図鑑

*どんな魚?

海の底に暮らす魚で、地域によっては「ガシラ」や「アラカブ」と呼ばれたりします。

赤かったり茶色かったりで、目がクリクリっと可愛いのですが、背びれも腹びれも鋭く、ちょっと怖いイメージもあるかもしれません。

厚みのある魚なので、魚つかみではうまく扱えないです。ブラックバスを持つときのように、口の部分を持つのが良いと思います★

*毒はある?

カサゴのヒレには毒があります!

刺さるとズキズキ痛んだり、腫れや痺れが出ることも。実際に経験しましたが、あれはイヤ~な痛みでしたよ…。しばらく不自然なズキズキが続きます( ;∀;)

ノーマルなカサゴの場合なら重症に至ることは少ないようですが、触り方にはよく注意しましょう。とくに太い毒針はお腹の部分に2本あります。死んでいるものを捌くときでも注意が必要です。

*キケンな種類と応急処置

カサゴにはいくつか種類がありまして、よりキケンなのはオニカサゴやミノカサゴです!

これらの毒針が刺さると強烈な痛みがあり、それが何時間も続いたり、ひどいときには呼吸困難などに陥る可能性もあります。

応急処置は冷やすことではなく、患部を熱いお湯にしばらくつける事です!

*味は?

こんなふうにちょっぴり怖い魚ですが、適切に扱えば大丈夫(*´▽`*)

よく煮つけや蒸しで食べますが、め~~っちゃ美味しいですよ。冬でも釣れるのでありがたい!

アイゴ

WEB魚図鑑

*どんな魚?

こげ茶色~グレーっぽい地味目な色の魚で、ヒレには尖ったトゲがたくさんあります。

引きが良いので釣るのがとっても面白い!

ですが釣り上げたら取り扱いには注意してください。

*毒は?

トゲには毒があります!

命に関わるわけではありませんが、ズキズキとした痛みが数時間つづくことがあります(/ω\)刺さってしまったらカサゴと同じく、熱いお湯で応急処置がよいです!

*取り扱い

私の場合ですが、釣れたら魚つかみを使ってバケツやクーラーボックスへ。

息絶えたのを確認し、ハサミでヒレを全部切ってから捌きます。鱗のない魚なのでそのあたりはラクラクです。

釣ってすぐにヒレを切って内臓を取り出すほうが衛生的ではありますが、安全を優先してますー(*_*)

*味は?

ムニエルにして食べました。美味しかったですよ~!

外道とも言われたりもする魚ですが、アイゴのお刺身が大好きというツウな方もいる模様。

ただ…アイゴは内臓がくさいですっ!!

私はわりと平気ですが、人によっては超苦痛らしいですね…(^_^;)

ハモ

WEB魚図鑑

*どんな魚?

夜釣りでかかりました!

うなぎやアナゴと間違われやすいですが、特徴は大きな口と鋭い歯。

*毒は?

あまり知られていませんが、ハモにも毒があります。

と言っても命に関わるようなものではなく、生食すると腹痛などをおこすケースがあるという程度の毒性。家庭では必ず火を通して食べるようにしましょう(*ノωノ)

うなぎのようにヌルっとするので魚つかみや滑らない軍手などを使って捕獲するのが良いと思います。息絶えてから処理してます。

*味は?

みんな大好きハモの湯引き、自宅で叶っちゃいました…美味しすぎる~!!

天ぷらや蒲焼にしてもイイですね♪

キタマクラ

WEB魚図鑑

*どんな魚?

フグやカワハギと間違われることも多いです。エサ取り名人なので釣り人からは厄介者扱いをうける魚でもあります。分かりやすい違いとして、カワハギは皮膚がざらざらとマットな感触。キタマクラはヌメッとしています。

*毒

テトロドトキシンという毒があり、熱処理しても分解されません!

青酸カリの850倍もの毒性で、人間はテトロドトキシンわずか2~3ミリグラムで死に至ると言われています。怖い。

皮膚にも毒が含まれています!キタマクラを触った手で粘膜などに触れると毒が侵入する恐れあり。素手で触らない・触ってしまったらよく手を洗うようにしてください!

ウツボ

WEB魚図鑑

*どんな魚?

言わずと知れた海のギャングですね。見た目も怖いですが、鋭い歯で攻撃されたら身体の一部を失くす可能性もあるほど狂暴です。

彼らはサバの切り身が大好きで、よく堤防から釣れます。竿を持っていかれる事もあるので、必ず手に持つかしっかり固定しましょう!

*毒?

ドクウツボという種類にはその名の通り毒がありますが、ノーマルなウツボなら毒はありません。

*リスク

夫はウツボに噛まれて8針も縫合しました。幸い傷はキレイに治りましたが、指先の感覚は何か月も戻りませんでした…。それでもまだ運がよかったと言えます。

ウツボにまともに噛みつかれたら、指は戻ってこないかもしれません…!ガクブル。

また、破傷風の可能性がある場合には注射が必要になる事もあるようです。

*取り扱い

食べたいというのでなければ、一番安全なのは釣り上げる前に釣り糸を切ることです(;^ω^)

うちではもうたくさん食べ、旦那の指も縫った事だし、今はこの安全策を取っています。

食べたい!どうしても捕獲したい!という方は、指を失う覚悟の上、慎重に取り扱って下さい。「魚つかみ」もほとんど用を成しませんので、針を取ろうと躍起にならずそのままクーラーボックスなどへ入れ、息絶えてから処理しましょう。

*味

塩焼き、煮つけ、ムニエルでいただきました。実際にさばいてる動画も出しています(笑)

捌くのは大変だけど、味は結構おいしい!

ムニエルが一番いけました。煮付けも美味しいけど、ぷるっとコラーゲンがたっぷりすぎて胸がいっぱいになります(^_^;)美容的には嬉しいかもしれませんが、ウツボはちょっとリスキーですねぇ。

まだまだ危険な魚はいる!?おまけにあと5種類

まだまだいるので、追加で載せておきます(((;°Д°;))))

カマス

WEB魚図鑑

細長い魚です。とっても美味しい!だけど歯が鋭いので気を付けて針から外しましょう。

エソ

WEB魚図鑑

骨がめちゃめちゃ多い魚なのでリリースされることが多いですが、実は高級魚とも言われています!かまぼこの原材料でもありますね♪
コチラも歯が鋭いので気をつけましょう

コチ

WEB魚図鑑

味わい深い高級魚ですが、エラの部分に立派なトゲがあります。

ゴンズイ

WEB魚図鑑

しましま模様のある可愛い魚ですが、背びれにも胸びれにも毒針があります!刺されて皮膚が壊死してしまった例もあるそうです。味は美味しいらしいのですが、うちではリリースしています。いつか食べてみたい!

エイ

WEB魚図鑑

尻尾の付け根や中間あたりに、大きな毒針があります。刺されると猛烈な痛みを伴うだけでなく、様々な全身への影響が出て、死に至ったケースもあります。刺されたら針を取り除き、毒を吸い出してから熱いお湯でよくすすいで応急処置をし、病院へ!

【まとめ】どんな魚でもある程度の大きさだと危険

今回ご紹介した以外にも危険な魚はいます!

初めて見る魚が釣れたら、すぐに調べるのが吉。

実際私たちも、キタマクラを釣って「食べれるかな?」なんて話していました…(汗)

以前出会ったプロの釣り師から聞いた話によると、ある程度大きければタイでも噛まれただけで骨折する!との事でした。

くれぐれも、魚の扱いは慎重に(*ノωノ)

楽しい釣りを台無しにしないためにも、これでもかってくらい注意して下さいね。安全第一!

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