築30年の中古物件。わが家のトイレは、なかなかの年季が入っていました。
でも、どうせなら自分好みのお気に入りの空間にしたい!そんな思いから、憧れていた「タンクレス風DIY」を目標に、まずはその土台となる壁や床のリペアから、女一人で挑戦してみることにしました。
これは、DIY初心者が試行錯誤しながら、古いトイレを少しずつ快適な空間へと変えていく、そんな記録です。
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30歳からの田舎暮らし
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【ステップ1】何よりも大切な「養生」作業
DIYを始める前の最初のステップ、それは「養生」です。ペンキが余計な場所についたり、床を傷つけたりするのを防ぐ、地味ながらも仕上がりを大きく左右する重要な工程です。 ここを怠ると、後片付けが大変になるだけでなく、思わぬ失敗につながることも。
特にトイレのような狭い空間では、便器や窓枠、トイレットペーパーホルダーなど、汚したくない箇所が密集しています。
私が使ったのは、ホームセンターで手に入るマスキングテープと、マスカーと呼ばれるビニールシートが一体になったもの。これらでトイレ本体や窓枠、床の縁などを丁寧に覆っていきます。

この時点では、なんとも味気ない光景ですが、これが美しい仕上がりへの第一歩です。
【ステップ2】壁の塗装で空間の印象をガラリと変える
養生が済んだら、いよいよ塗装作業に入ります。壁の色は空間の印象を決定づける重要な要素。私が選んだのは、カインズホームのオリジナル商品「ホワイティーカラーズ」シリーズの「アクア」という色です。

この塗料は室内用ということもあり、気になるニオイがほとんどなく、作業中も快適でした。淡いブルーが、暗かったトイレ空間を一気に明るく爽やかな雰囲気にしてくれます。
DIY塗装のワンポイント
ペンキを塗る際は、まずコンセント周りや隅の部分を刷毛で先に塗り(ダメ込み)、その後で広い面をローラーで塗ると、ムラなくきれいに仕上がります。 ローラーを転がす作業は、無心になれて楽しかったですよ♪


壁を塗り替えるだけで、トイレの清潔感が格段にアップしました。これだけでも十分にリフォームした実感が湧いてきます。
【ステップ3】床にクッションフロアを貼って足元からおしゃれに
次に手を入れたのは床です。壁がきれいになると、今度は床の古さが気になってくるもの。こちらもカインズで見つけた「貼ってはがせるフロアシート」に一目惚れ!引越し当初から「この柄にしたい!」と心に決めていました。

この可愛らしいデザイン!一気にお気に入りの空間になりました。
トイレの床は便器の形に合わせてカットする必要があり、ここが一番の難関。 私は新聞紙を使って、床の型紙を作成しました。
- 新聞紙を何枚かテープで貼り合わせ、床全体を覆う。
- 便器の根元や壁のカーブに沿って、手で折り目をつけたり、ペンで印をつけたりする。
- 型紙を取り出し、印に合わせてハサミでカットする。
- カットした型紙をフロアシートの裏面に置き、ペンでなぞってからカッターで切り出す。
この方法なら、複雑な形でも失敗なくカットできます。私が選んだシートは接着剤不要のタイプで、置くだけでピタッと密着し、ズレる心配もありません。表面はサラッとしていて、拭き掃除がしやすいのも嬉しいポイントです。
【ステップ4】タオル掛けの交換で細部までこだわる
もともと付いていたタオル掛けは、かなり劣化が進んでいました。これを取り外すと、案の定、壁紙がビリビリに…。

この壁の傷をうまく隠すために、木の板を土台にしたタオル掛けを自作することに。カインズで買った木の板2枚とポールを組み合わせて、壁のダメージ部分をカバーするように取り付けました。

(長年愛用しているCharaのライブタオルがしわしわなのはご愛嬌…)
これで、壁の塗装、床紙貼り、タオル掛け設置の3ステップが完了!いよいよ、このリフォームの最終目標である『タンクレス風DIY』へと進みます。
【最終章】100均アイテムで実現!憧れのタンクレス風トイレDIY
実は、壁と床のリペアが終わってから、実に4ヶ月もの間、作業は停滞していました。というのも、ウォシュレットを新しく取り付ける予定があり、その購入と設置を待っていたのです。やはり、水回りの設備を整えてからDIYを進める方が安心ですからね。
そしてついに、タンクレス風DIYに着手!お手本にさせていただいたのは、こちらの素晴らしいアイデアです。

この方法の素晴らしい点は、木材を使わないこと。おかげで、のこぎりや電動ドライバーがなくても大丈夫。100円ショップで手に入る材料がほとんどで、軽くて扱いやすく、万が一失敗してもやり直しが効きやすいのが魅力です。
タンクレス風DIYの手順
作業はとてもシンプル。つっぱり棒とカラーボード、リメイクシートを組み合わせていくだけです。
- つっぱり棒の設置:トイレタンクの後ろと両脇の壁に、計7本のつっぱり棒を骨組みとして設置します。

- カラーボードの加工:ダイソーのカラーボードをつっぱり棒の骨組みに合わせてカット。幅が足りない部分は、ボード同士をテープでつなぎ合わせます。

- リメイクシートの貼り付け:カットしたカラーボードに、セリアの木目調リメイクシートを貼ります。空気が入らないように慎重に。

- 洗浄レバー用の穴あけ:水を流すレバー部分を忘れずにカット!後からフォトフレームで隠すので、多少歪んでも大丈夫です。

- 天板の作成と仕上げ:天板部分も同様にカラーボードで作成し、リメイクシートを貼ります。最後に、洗浄レバーの穴にフォトフレームを取り付ければ、それっぽく見えてきます。

タンクレス風DIYのメリットと注意点
このDIYは、低コストで見た目を大きく変えられるのが最大のメリットです。 しかし、本物のタンクレストイレとは異なり、あくまで「風」である点には注意が必要です。 強度はあまり高くないため、天板に重いものを置くのは避けましょう。また、タンク周りの掃除がしにくくなる可能性も考慮しておく必要があります。
完成!ビフォーアフターと費用まとめ
そして、ついに完成です!
【Before】

【After】

素人仕事で粗い部分もありますが、個人的には大満足の仕上がりです!
☆今回のDIYのポイント☆
- 材料選び:リメイクシートはセリア、大きいカラーボードはダイソーがおすすめです。
- 穴あけ注意:洗浄レバー用の穴と、取り付けるフォトフレームのサイズのバランスを事前に確認しましょう。
- 強度:つっぱり棒とカラーボード製なので強度は弱め。重いものは載せないように。
- 買い出し:カインズと100円ショップ(セリア・ダイソー)を回れば、ほぼ全ての材料が揃います。
かかった費用
今回のセルフリフォームにかかった費用をまとめてみました。
| 品目 | 価格(税込) |
|---|---|
| ホワイティーカラーズ アクア1kg | 1,480円 |
| ローラー&トレイセット | 698円 |
| 刷毛 | 128円 |
| 突っ張り棒 7本 | 770円 |
| リメイクシート 3枚 | 330円 |
| カラーボード 3枚 | 330円 |
| フォトフレーム | 110円 |
| 合計(床材除く) | 3,846円 |
床の「貼ってはがせるフロアシート」は切り売りで購入したため正確な価格を失念してしまいましたが、確か2,000~2,500円ほどだったと思います。それを含めても、総額で約6,500円。専門業者に頼むことを考えれば、かなり費用を抑えられたのではないでしょうか。
何より、自分の手で空間を作り変えていく楽しみは、何物にも代えがたい経験でした。古いトイレも、少しの手間とアイデアで、お気に入りの場所に生まれ変わります。ぜひ、皆さんも楽しみながら挑戦してみてください!






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