いつもと違う場所で寝るだけでもワクワクしますよね?
「車中泊」は、思い立ったらすぐに始められる自由な旅のスタイルです。そして、軽自動車でも工夫次第で驚くほど快適に過ごせます。
我が家では新婚旅行も車中泊でした! そんな僕が、自身の経験をもとに「軽自動車で楽しむ釣り車中泊」の具体的な方法や、旅を豊かにするコツを紹介していきます。
◆筆者紹介◆

一年前に脱サラしました!
今はのんびり田舎暮らししながら、1日4時間くらいの在宅ワークのみで生活しています。パソコンさえあればどこでも仕事ができるので、気ままに旅に出ています。
僕たちの旅は「気ままな釣り車中泊」
車中泊旅行の最大の魅力、それは『気ままな旅』であることです。決まったスケジュールはなく、その日の気分で動きます。
面白そうな場所や、おいしそうなお店を見つけたら、迷わず立ち寄る。海沿いを走りながら、景色の良い場所で竿を出す。魚が釣れるまでの時間は、のんびり読書をしたり、パソコンを開いて少しだけ仕事をしたり。竿の先に付けた鈴が鳴れば、それが魚からの合図です。
そして、その日の寝床を決めたら、釣ったばかりの魚を肴にお酒を飲む。これが最高に贅沢な時間です。疲れれば、酔いが回る前に寝床の準備を済ませて、朝までぐっすり眠るだけ。
私たちの伊豆半島での釣り車中泊の様子は、妻が記事にまとめていますので、よろしければご覧ください。
なぜ軽自動車? 愛車「ゼスト」で旅する理由
「車中泊って、大きな車じゃないと大変でしょう?」とよく聞かれますが、そんなことはありません。我が家の愛車は、ホンダの「ゼスト」というごく普通の軽自動車です。ワゴンタイプですらありません。
それでも、工夫次第で大人2人がしっかり眠れる空間を作り出せます。軽自動車には、大きな車にはないメリットがたくさんあるんです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・小回りが利く 狭い道や漁港にも楽々入っていける。 |
・室内空間が狭い 荷物の整理や寝床の準備に工夫が必要。 |
| ・燃費が良い ガソリン代を気にせず長距離を走れる。 |
・積載量が少ない 持っていく荷物を厳選する必要がある。 |
| ・駐車場所に困らない 小さなスペースにも停められる。 |
・走行性能 高速道路や坂道ではパワー不足を感じることも。 |
特に釣り場は道が狭いことも多いので、軽自動車のコンパクトさは大きな武器になります。
僕の身長は174cmですが、ゼストでも足を伸ばして眠れています。その方法は以下の通りです。
- 運転席と助手席のヘッドレストを外す
- 両方のシートを一番前にスライドさせる
- 背もたれを一番後ろまで倒す
- 後部座席も倒し、シートの凹凸をクッションや衣類で埋める
- その上に厚手のマットを敷いてフラットな空間を作る
これで、足を少し高くした状態で、ほぼ水平に寝ることができます。 寝心地を左右するのはマットの厚みなので、ここだけは少しこだわると車中泊の質がぐっと上がります。
車中泊の時期と場所選びの重要ポイント
過ごしやすい「春」と「秋」がベストシーズン
車中泊に最適なのは、春と秋です。窓を少し開けるだけで心地よい風が通り抜け、快適に眠れる季節が一番です。
- 夏:日中の車内は灼熱地獄。夜も熱帯夜だと寝苦しく、窓を開ければ虫の侵入という問題も。夏は無理せず、クーラーの効いた宿に泊まるのが賢明です。
- 冬:寒さ対策が必須。しっかりした防寒具や寝袋がないと、命に関わることもあります。また、魚が釣れにくい時期でもあるので、私たちの場合はオフシーズンです。
車中泊の場所選びは「マナー」がすべて
どこで車中泊をするかは、旅の快適さと安全を左右する最も重要な要素です。基本は「トイレが24時間使えること」と「安全であること」です。
私たちがよく利用するのは海の近くの大きな公園の駐車場ですが、近年、車中泊をめぐるマナー違反が問題になっています。 そのため、どこに停めるにしても、以下の点は必ず守る必要があります。
車中泊は「休憩」や「仮眠」の延長線上にある行為です。「キャンプ」ではありません。駐車場は公共の場所であり、宿泊施設ではないことを常に心に留めておく必要があります。
「道の駅」や高速道路の「SA/PA」は、あくまで休憩施設であり、宿泊目的での長時間の利用は原則として認められていません。 安全に車中泊を楽しみたい場合は、有料の「RVパーク」や「オートキャンプ場」を利用するのが最も確実です。
どうしても無料で場所を探す場合は、以下の点を確認しましょう。
- 「車中泊禁止」「キャンプ禁止」の看板がないか確認する
- 火気の使用が可能か、自治体の条例などを確認する(直火は絶対にNG)
- ゴミは必ずすべて持ち帰る
- アイドリングはしない(騒音防止と条例違反回避のため)
- 車外にテーブルや椅子を広げない
釣り車中泊が最高に快適になる持ち物リスト
軽自動車は積載スペースが限られるため、荷物は厳選が必要です。 ここでは、私たちの経験から「これは絶対に外せない」というアイテムと、「あると格段に快適になる」アイテムを分けて紹介します。
| カテゴリ | アイテム名 | ポイント |
|---|---|---|
| 必須アイテム | 車中泊マット | シートの凹凸を吸収し、快眠を約束する最重要アイテム。 |
| サンシェード | プライバシー確保と光の遮断、断熱効果もある。 | |
| クーラーボックス | 食材と釣った魚の鮮度を保つ。冷蔵庫代わり。 | |
| LEDランタン | 暖色系の光が落ち着く。充電式が便利。 | |
| 快適性アップ | ポータブル電源 | スマホの充電や小型家電が使え、旅の質が向上する。 |
| ブランケット・寝袋 | 朝晩の冷え込み対策に。季節に合ったものを。 | |
| ボディシート | 近くに温泉や銭湯がない場合に重宝する。 | |
| ポータブルスピーカー | 好きな音楽をかければ、自分だけの空間が完成する。 | |
| 釣り&調理 | 七輪 or ガスコンロ | 釣った魚をその場で調理するのに不可欠。 |
| 凍らせたペットボトル | クーラーボックスの保冷剤になり、溶ければ飲み水にもなる。 | |
| ビニール袋(数種類) | ゴミ袋や濡れたものを入れる袋として多用途に使える。 |
【まとめ】車中泊は最高の防災訓練にもなる!
時間に縛られず、お金もあまりかからない「車中泊旅行」は、自由を愛する人にとって最高の遊びです。そして、この経験は、実は災害時にも役立つ「防災訓練」にもなります。
限られたスペースでいかに快適に過ごすか、少ない物資でどう食事をとるか、電気や水道がなくてもどうやって情報を得るか。車中泊の経験は、いざという時の「生きる力」に直結します。
特に注意したいのが「エコノミークラス症候群」です。 これは、長時間同じ姿勢でいることで血栓ができやすくなる症状で、命に関わることもあります。 予防のためには、以下のことを心がけましょう。
- できるだけ足を伸ばして水平な状態で寝る。
- こまめに水分を補給する。
- 定期的に車から出て歩いたり、足首を動かす運動をしたりする。
このあたりの危険性については、別の記事で詳しく解説しています。
ルールとマナーを守って、安全に。ぜひ、あなたも自分だけの『車中泊旅行』に出かけてみてくださいね。
ではでは




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