田舎暮らしを始めると、車は欠かせない存在になります。
公共交通機関が少ない地域では、車が唯一の移動手段になることも多いからです。
でも、田舎で車を維持するにはどのくらい費用がかかるのか気になりますよね?
この記事では、田舎での車の維持費についてわかりやすく解説し、コストを抑えつつ快適に田舎生活を楽しむ方法も合わせてご紹介します。
◆筆者紹介◆
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田舎暮らしの車の維持費の内訳
「車の維持費」と一言に言っても色々あります。
具体的にどんな費用がかかるのか見てみましょう。
車検費用
車検は車の安全を保つために必要ですが、一番費用がかかるのも事実です。
一般的に、車検費用は数万円から十数万円かかってしまいます。
ディーラー車検は安心だけど高いことが多いので、個人経営の整備工場とか車検専門店を利用した方が安上がりです。
また、車検の前に必要な整備を済ませておくことで、費用を節約できることもあります。
ガソリン代
田舎では移動距離が長くなることが多いので、ガソリン代が大きな出費になります。
燃費 (km/L) | 月間走行距離 (km) | ガソリン価格 (円/L) | 月間ガソリン代 (円) | 年間ガソリン代 (円) |
---|---|---|---|---|
10 | 1,000 | 160 | 16,000 | 192,000 |
15 | 1,000 | 160 | 10,667 | 128,004 |
20 | 1,000 | 160 | 8,000 | 96,000 |
25 | 1,000 | 160 | 6,400 | 76,800 |
これは、燃費あたりのガソリン代の具体的な例です!
燃費の良い車を選ぶことが大切さが分かりますね😁
ハイブリッド車や軽自動車なら燃費が良くて、日常のガソリン代をかなり節約できます。
また、ガソリンスタンドの価格はお店によって結構違うので、安いスタンドを見つけておくっていうのもおすすめです。
保険料
保険料も車の維持費の大きな部分を占めます。
田舎では運転する距離が長くなるので、保険の内容を見直すことがとっても大切です。
安全運転による割引や複数年契約の割引を利用すると、コストが削減できます。
メンテナンス費用
定期的な点検は、車を長く維持していく上で重要です。
オイル交換やタイヤのローテーション、ブレーキの点検などは定期的に行う必要があります。
もし自分でメンテナンスしたい場合は、インターネットで部品を購入し、整備マニュアルを参考に作業すれば可能です。
ただし、専門的な知識や技術が必要な部分は、プロの整備士に依頼するのが安心でしょう!
駐車場代
都会とは違い、田舎では駐車場代は必要ないことが多いですが、場所によっては月に数千円くらいの駐車場代がかかる場合もあります。
税金
車の種類や排気量によって税金も変わります。
田舎では大型車を持つことも多いですが、税金の高さには注意が必要です。
自動車税は毎年支払う必要があり、エンジンの排気量や車の重量によって異なります。
軽自動車は税金が低いので、維持費を抑えたいなら軽自動車を選ぶのも一つの手です。
1. 自動車税(自動車税環境性能割・自動車重量税)
自動車税
自動車税は、毎年4月1日時点での車の所有者に課される税金です。排気量に応じて税額が決まります。排気量が大きいほど税額も高くなります。
排気量 (cc) | 税額 (円) |
---|---|
1,000以下 | 29,500 |
1,000超〜1,500以下 | 34,500 |
1,500超〜2,000以下 | 39,500 |
2,000超〜2,500以下 | 45,000 |
2,500超〜3,000以下 | 51,000 |
3,000超〜3,500以下 | 58,000 |
3,500超〜4,000以下 | 66,500 |
4,000超〜4,500以下 | 76,500 |
4,500超〜6,000以下 | 88,000 |
6,000超 | 111,000 |
自動車税環境性能割
これは、車の購入時にかかる税金で、車の環境性能(燃費性能や排出ガス性能)に応じて税額が変わります。
環境性能が高い車は税率が低く、低排出ガス車や電気自動車などは優遇されます。
エコカー減税の対象となる車を選ぶことで、税金の負担を軽減できるということですね!
自動車重量税
車の重量に応じて課される税金で、新車購入時および車検時に支払います。
重量が重いほど税額も高くなる仕組みです。
車両重量 (kg) | 新車登録時・継続検査時の税額 (円/年) |
---|---|
〜1,000 | 8,200 |
1,000〜1,500 | 12,300 |
1,500〜2,000 | 16,400 |
2,000〜2,500 | 20,500 |
2,500〜3,000 | 24,600 |
※詳細な情報や最新の税額については、地方自治体の公式ウェブサイトや税務署の案内を参照してください。
田舎暮らしにおすすめの車の選び方
田舎暮らしにぴったりな車を選ぶことで、維持費をかなり抑えることができます。
- 燃費の良い車
- メンテナンスがしやすい車
- 保険料が安い車
以下のポイントを参考にしてみてください👍
燃費の良い車
燃費の良い車を選ぶと、ガソリン代の節約になります。
ハイブリッド車や軽自動車は特に燃費が良く、長距離を走ることが多い田舎暮らしにはぴったりです。
さらにエコカー減税の対象になる車を選ぶと、税金も節約できちゃいます😁
メンテナンスがしやすい車
メンテナンスがしやすい車を選ぶのも重要です。
部品が手に入りやすくて、構造がシンプルな車種はメンテナンスコストを抑えられます。
特に田舎では整備工場が少ないこともあるので、自分でメンテナンスする機会が増えるかもしれません。
そのため、DIYでのメンテナンスがしやすい車種を選ぶといいでしょう👍
保険料が安い車
保険料が安い車を選ぶのも大切です。
安全性能が高く事故率の低い車種は、保険料が安くなります。
また、保険会社によっては特定の車種に対して割引を提供していることもあるので、購入前に複数の保険会社の見積もりを比較するのがおすすめです。
田舎暮らしで車を維持する際の節約方法
次に、田舎暮らしで車の維持費を節約するための具体的な方法を紹介します。
効果的な燃費向上の方法
燃費を向上させるには、いくつかのポイントがあります。
まず、定期的なオイル交換です。
エンジンオイルの状態が悪くなると、燃費が悪化する原因になります。
また、タイヤの空気圧を適正に保つことも燃費向上に繋がります。
空気圧が低いと、タイヤの転がり抵抗が増えて燃費が悪くなってしまう場合が多いです。
さらに、無駄なアイドリングを避けて、アクセル操作をスムーズに行うことで燃費を改善できます。
定期的なメンテナンスの重要性
定期的なメンテナンスを行うことで、大きな故障を未然に防ぎ、長期的なコストを抑えることができます。
例えば、定期的な点検を行って異常が見つかった場合には早めに修理することが重要です。
早期に対処することで、修理費用が大きくなる前に問題を解決できます。
また、エンジンオイルやフィルター、ブレーキパッドなどの消耗品は定期的に交換するようにしましょう。
保険料を抑えるためのコツ
自動車保険の見直しも、維持費節約の大きなポイントです。
まず、複数の保険会社から見積もりを取得して比較してみてください。
特にインターネットを利用した一括見積もりサービスを活用することで、簡単に複数の見積もりを比較できます。
また、安全運転による割引や複数年契約による割引を利用すると、さらに保険料を抑えられます。
よく内容を見直して、必要最低限の補償内容にすることで保険料を削減してみてください。
田舎暮らしで車の維持費は、工夫次第で安くできる!
田舎暮らしにおける車の維持費は大きな負担になることがありますが、適切な車の選び方やメンテナンス方法を知ることでコストを抑えられます。
燃費の良い車を選び、定期的なメンテナンスを行い、保険料を見直すことで車の維持費を大幅に削減できるという訳です。
これらのポイントを押さえて、快適なマイカーライフを楽しんでみてください😁
ではでは。
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