夫婦で小物釣り。ブルーギル101匹釣って駆除した話。

その他

とある休日。

なんだか無性に「ボーッと小物釣り」がしたくて、静岡県伊豆の国市にある「城池親水公園」へ夫婦で行ってきました。

今回の狙いは、特定外来生物のブルーギル。手軽に釣れて、しかも環境保全にもつながる。そんな一石二鳥の楽しい休日をご紹介します。

城池親水公園での小物釣りの様子

今回の釣り場:伊豆の国市「城池親水公園」

今回お邪魔したのは、伊豆の国市韮山にある「城池親水公園」です。

所在地:静岡県伊豆の国市韮山438−3

かつて北条早雲が拠点とした韮山城の堀の一部を改修してできた公園で、歴史と自然が調和した美しい場所です。 春には桜が咲き誇り、お花見スポットとしても人気があります。

城池親水公園の風景

駐車場やトイレも完備されており、家族連れでも安心して過ごせます。 遊歩道が整備されているので、釣りの合間に散策するのも気持ちいいですよ。

ちなみに、となりには「韮山城跡」があり、近くには中学校や神社もあります。

韮山城跡の案内板

城池親水公園の釣り環境

水辺は階段状に護岸整備されている箇所が多く、イスがなくても気軽に竿を出せるのが嬉しいポイントです。 私たちが訪れた日も、ヘラブナ狙いの釣り師の方々が数名、静かに糸を垂れていました。

階段状の護岸で釣りをする様子

一点、注意点として、城池親水公園ではルアーやフライフィッシングは禁止されています。 ルールを守って、みんなが気持ちよく楽しめるように心がけましょう。

散り際の桜もなんとか見ることができ、最高の釣り日和です。

城池親水公園の桜

初心者でも簡単!ブルーギル釣りの準備

ブルーギル釣りは、特別な道具がなくても気軽に始められるのが魅力です。私たちが用意した持ち物はこちら。

道具の種類 具体的なアイテム ポイント
竿 タックルベリーで数百円で手に入れた、へら竿 高価なものでなくても十分楽しめます。延べ竿がシンプルでおすすめ。
仕掛け 針、糸、ウキ、ハサミなどの小物類 ブルーギルの口は小さいので、小さめの針を選びましょう。
エサ 水で練ったグルテン 雑食性なので、ミミズやパン、米粒でも釣れます。 手軽な練りエサは手が汚れにくく便利です。
その他 バケツ、しぼったタオル 釣った魚を入れるバケツは必須。タオルは手を拭いたり魚をつかんだりするのに重宝します。

特に『しぼったタオル』は、釣りの際には必ず持っていく万能アイテム。魚のぬめりを取ったり、鋭いヒレから手を守ったりと、大活躍してくれます。

いざ実釣!夫婦でブルーギル101匹との対決

さぁ、準備を整えて釣りを開始します。

釣り竿と仕掛け

静かな公園に響くのは、野鳥の声と時折聞こえる水の音だけ。最高の癒やし時間です。

最初はなかなかアタリがなく「あれ?」と思いましたが、一匹目が釣れたのを皮切りに、面白いように釣れ始めました!

釣り上げたブルーギル

結果的に、夫婦2人で101匹ものブルーギルを釣り上げました!

バケツいっぱいのブルーギル

釣れたのはまだ小さい個体ばかりで、親玉には指一本触れさせてもらえませんでした。ブルーギルは繁殖力が非常に強く、好奇心旺盛なので、初心者でも数釣りが楽しめるのが特徴です。

釣りに夢中になっていると、一匹の三毛猫さんが「そろそろ釣れたか~?」と慣れた様子で近づいてきました。

釣った魚をねだる三毛猫

普段から釣り人にごはんをもらっているのでしょう。余程お腹が空いていたのか、可愛いおねだりの連続に根負けして、結局13匹もたいらげていきました。また来るからね~。

なぜ駆除?特定外来生物ブルーギルの問題点

ここで少し真面目な話を。ブルーギルは、北米原産の外来魚で、「特定外来生物」に指定されています。 これは、日本の生態系に大きな影響を及ぼす可能性があると国が定めた生物のことです。

ブルーギルは繁殖力が非常に強く、在来種の魚の卵や稚魚、水生昆虫などを食べてしまいます。 その結果、もともと日本にいた魚たちが減ってしまい、池や川の生態系のバランスが崩れてしまうのです。

こうした背景から、釣ったブルーギルを元の川や池に戻すこと(リリース)を条例で禁止している地域もあります。 そして、最も重要なルールが「外来生物法」です。

特定外来生物は、生きたまま許可なく運搬・飼育・保管することが法律で禁止されています。 もし持ち帰る場合は、必ずその場で締めてから運ぶ必要があります。

釣りを楽しみながら、地域の自然を守る活動にもつながる。それがブルーギル駆除釣りの大きな意義だと私たちは考えています。

釣った命を無駄にしない。我が家のブルーギル活用法

さて、駆除した101匹のブルーギルたち。私たちは釣った命を無駄にせず、ありがたく活用させてもらっています。

すでに息絶えたブルーギルたちを自宅へ持ち帰り、まずは尖った危険なヒレをハサミで切り落とします。 そして、我が家で暮らすペットたちのご馳走になります。

  1. カメ・カエル・モニターの餌に
    ついさっきまで生きていた新鮮な魚は、ペットたちにとって最高のご馳走です。食いつきが全然違います!
    ブルーギルを食べるペットのトカゲ
    はい、どうぞ
    ブルーギルを食べるペットのカエル
    はい、どうぞ
  2. 家庭菜園の肥料に
    残りのブルーギルは、細かく刻んで土に埋めます。魚は良質な有機肥料となり、土の中の微生物によって分解され、やがて我が家の野菜たちの栄養になります。 これぞ命の循環です。

ちなみに、ブルーギルは食用にすることも可能です。 原産国の北米では普通に食べられており、白身で淡白な味わいです。 唐揚げやフライにすると美味しいですが、寄生虫がいる可能性があるので、必ず十分に加熱調理してください。 また、皮に臭みがある場合があるので、下処理を丁寧に行うのが美味しく食べるコツです。

おまけ:春の陽気と嬉しい日焼け

この日の城池親水公園には、ブルーギル以外にも巨大なオタマジャクシ(おそらくウシガエル)もたくさんいました。こちらも外来種ですが、今回はブルーギルに専念です。

巨大なオタマジャクシ

釣りをしていたのは3~4時間ほどですが、春の紫外線をなめていました。めちゃくちゃ日に焼けた!

日焼けした腕

旦那さんも、くっきりと時計の跡が。

日焼けした夫の腕

日焼け止めは苦手なので毎年夏は真っ黒ですが、今年は一足先にこんがりです。これもまた、休日を全力で楽しんだ証ですね。

皆さんも、週末にちょっとした冒険はいかがですか?
楽しく釣りをして、環境を守り、その命をまた別の命につなげていく。賛否両論あるとは思いますが、私たちはこんなスタイルで自然との共生を楽しんでいます。

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